膠着からロイヤリティへ
「意見を出せ」という割には、伝えると却下される。
「一緒に創る」といいながら、
自分と意見の違うものは「分かっていない」と切り捨てられる。
~そんなやりとりの積み重ねの中で、
私の中でも「言っても無駄」
「こう伝えても却下されるなら、どういったって無理。」
・・・というあきらめムードが高まり。
そんな私のやり取りを見ていた他の人は、
「あの人が行っても却下されるなら、言うだけ無駄」
「もう、我慢するしかない」
~そんなムードになっていることがありました。
在る時、機が熟すように事件が起こり。
また同じようなやり取りが行われそうになったのですが・・・
はた!と気が付きました。
ああ、これってチャンスなんじゃなんだろうか。
膠着しているシステムに みんなの声を出せる場を創ることで
システムの持つ答えを、全体で共有することが出来るのでは?
そのカギを握っているのは、自分なのではないだろうか。
じりじりと時間が過ぎる中で、
やらないで後悔するならば、一か八か・・・やってみよう!
「みんなの力を貸してほしいんです」
~と、課題にシステムで切り込むファシリテーションを実践してみました。
「誰が悪い」のでもなく、「誰が正しい」のでもなく。
それぞれが感じている真実があるんですね。
ある人にとっては都合の悪い声も、“システムの声”。
言えない空気を作ると、本音が出にくくなる。
・・・けれども、状況や気持ちは変わらないので・・・
空気や組織が停滞していく。
現実を受け入れ、一緒に理想の状態を目指すためには、
批判ではなく
「お互いの意見を受け止め愛つつ、何ができるか?」
〜を考えて、ベストを見出すための場づくりが大切。
それぞれが感じている現実をテーブルの上に載せた時、見えてくる真実がある。
気付きがある。
そこにすでに、変化が生まれている。
あとは、ある程度集まった声を元に、
現実的な施策を練ってもらうことですね。
実際に進めていく中では課題も様々出てくるかもしれませんが、
自分の声を受け止められた体験は、その組織へのロイヤリティになる。
みんなでフォローし合いながら、
より良い現実を作っていけると良いですね♪

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