宇都宮から熱海まで?!

すごい!
宇都宮から逗子まで、湘南新宿ラインが通っているんですね。
よくよく見ると、熱海まで214分。
鉄子としては、
読みたい本を持ち込んで・・・
時間がある時に乗ってみたいものです♡
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人気の秘訣はあたたかな人の息吹にあり!~ソメスサドル 砂川工場を満喫~

ソメスサドルといえば…
洞爺湖サミットでアメリカの大統領にアイヌ紋様の革バッグをプレゼントしたり。
山口智子と「山笑う」シリーズでコラボレーションをしたり。
パイロットとのコラボ「PILOT SOMES」を展開したり。
確かな信頼と、華やな話題によって
今後の展開にワクワクと期待をもたらしてくれるブランド。
元は歌志内炭鉱が閉山になり、離職者の再雇用のために作られた
馬具を海外へと輸出する会社 「オリエントレザー」。

↑炭鉱閉山による衰退のため、廃線となった歌志内線の枕木の一部が使われています!
そこから時代が移り変わり、
為替の変化で輸出する価格が高くなってしまったことで
国内の馬具メーカーが軒並みつぶれていく中、
斬新なアイディアで、皮製品~バッグなどを展開しつつ
日本で唯一残っている、現在も競馬や乗馬用などの馬具を作るメーカー。



その洗練された奥深い佇まいとともに、
お客様のもとへ行った製品を新品同様に“修理”し直すアフターフォローの手厚さ。
また、年に一度のフェアには
既存のお客様だけにダイレクトメールでお知らせをしているにもかかわらず
連日、駐車場が一杯になるほど砂川ファクトリーへと足を運んだそうな。
(いらっしゃった方へ、特別製品のプレゼントも!)

そんなソメスサドルですが、実は私が知ったのは
北海道東京会議の入口にて社長の染谷さんとご一緒させていただいたことがきっかけでした。
(モノ知らずな娘でお恥ずかしい。)
今回、青春18きっぷの旅で行く先に思いを馳せる中、
ソメスサドルのHPを拝見して…あまりの素敵さに、砂川工場に行ってみたくなり。
タイミングが合って、ラッキーなことに社長の染谷さんにご案内していただけることに!
ソメスサドル、堪能してまいりました~!

工場の中には、馬の鞍をはじめとした
制作途中の革たちがズラリと並んでおります。

人間も馬も痛くならない、あの絶妙の鞍の固さは
こうした手作業でできているのですね!
何度も何度も繰り返すため、一日2個しか作れないそうです。


こうしておいてある、一つ一つがアートですねぇ…。

うっ、まぶしい! 工具が光を放っています!

「オリエントレザー」時代から50年のベテラン職人さんとともに
地元の高校を卒業した人財を、職人として大切に育て上げていく側面も。
技術は確実に受け継がれていくのですね…。
仕事への誇りが感じられる空間でした。

棚に収められている革も、絵になります!


重厚感と歴史を感じさせる機械とともに、
最新の機械を導入。
移り変わる経済にも対応していくシステムが、ここにはあります。

こうして革を掛けておく台も、こちらで手作りされたものだそうです!

社長の染谷さんも、販売されている方も
職人さんをとても尊敬されているんですね。
職人さん自身も、そういったことを感じていることと思います。
少しだけお話を聞かせていただいたのですが
お仕事に誇りを持ちながら、一つ一つの製品に息吹を吹き込んでいき…製品が出来上がっていく。
この工程を見せてもらった後、店内の商品をあらためて見ると
一つ一つの商品に込められた思いが
輝きとなってそこにあることが、理解できました。

訪れた方は、広~いお庭でのんびりすることもできます。
10月までは馬が2頭、暮らしています!
(お食事中のため撮影出来ず。)
北海道ならではの奥行きと、心の安らぎが感じられます。

私はHPで、素敵な名刺入れをCHECKしていたのですが、
実物を手に取ってみて
艶やかな質感と洗練されたデザインに惚れ込んでしまいました。
これから名刺交換が楽しみです!
その後、カモイ岳温泉ホテルにて
地元の野菜を使った、ゴージャスな夕食をいただき。

歌志内にあるチロルの湯に泊まって とろみのある温泉を満喫し。

雨上がりの石狩平野が一望できる、カモイ岳スキー場の頂上へ登り。
(染谷社長はスキー部時代、走って上り、周囲を一周する…ということをしていたそうです。)

カモイ岳温泉スキー場、斎藤社長の奥さまお手製の
グランベリージャム&ヨーグルトをいただき。

自然の魅力を体感する、贅沢な時間を過ごさせていただきました。
今度は冬のサウナ&スノボにお邪魔したいと思います。
(斎藤社長が作った、地元で人気のサウナ。
取材で結果的に当初よりも広さが拡大したそうな。)
ソメスサドル砂川工場、ぜひ足を運んでみてくださいね。
そして、一緒に石狩平野の自然を堪能してみてください。
豊かな気持ちになれますよ!
- 鉄子な風(かぜ)
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旭山動物園、年間入場者数No.1の理由!
「また行きたくなる」という噂の旭山動物園。
青春18きっぷ3日目は、こちらへ足を運んでみました。

”旭山動物園物語”という映画があったり。
「ビジネスとしての目線から、学びに行くツアーがある」
という噂を聞いたりしていたので、とっても気になる場所でした。
とはいえ…、手放しで
「わーい♪」 と向かったわけではありません。
そもそもなのですが…。
私、“動物園”や“水族館”に期待をまったく持っていませんでした。
動物も魚も好きなんですが、その虚飾感というか…。
「見られるために生きています」という人たちを見て、何が嬉しいのか。
(昔から冷めた小学生でした。)
川で泳ぐ魚、逃げる魚、釣られる魚、死んでゆく魚を見ていて。
インコやその辺の牛や犬のライブ感を見ていて。
「生きている」状態と
「人間を喜ばせるために囲われている」状態の
ギャップに違和感を持っていたのでした。
~そんなわけで。
ちょっと覚めたところからスタートした私は、
園内のダイナミックに夢を描ける構成と
繊細な緑の環境整備ゆえの美しさに、まずノックダウン。

のっけからカメラ小僧に変身してしまいました。
その他、画像とともに印象に残ったことをシェアしますね。

みんな、思い思いやねぇ…。
やっぱり動物は動いているからいいんでしょうね。
●感情移入の仕組み
・もぐもぐタイムの時に、飼育員さんが動物の名前を一頭ずつ教えてくださったり、
見せものではなく習性を生かした餌やりの方法で“魅せて”くれるのです。
また、可愛いだけではなく その動物が動物園を離れた時にどういう存在なのか?
生態系の中で見ると、どんな意味を持つのか?
…などなど、考えさせてくれるような話の振りもニクイ。
動物への愛情ゆえ、インストラクションが上手すぎます!
(飼育員さん*飼育ブログというのをやっており、
あらかじめ見ていくと飼育員さんに親近感を感じます!)
~と、こんなふうにワールドを共有しているうちに 動物に対しての見方が変わり
気がつくと今までかつてないほどに愛おしく目に映るのです。
●魅せ方・展開の仕方
*動物それぞれの習性を理解し、特徴的な“良さ”を引き出す仕組みを作っている。


※網走水族館にもアザラシはいましたが、
アザラシがかわいいと思ったのは生まれて初めてです。
⇒なぜそんなことができるのかと考えていたのですが…、
「もし動物にコーチングをしたら、なんて言う?」
…そんな視点なのではないでしょうか。
プロの方が、動物の視点に立って「どうしたいのか?」を考えたときに
見えてくる環境だったりするのでしょうね。


*人が心を動かされる瞬間と、動物がイキイキする瞬間とは合致している!
動物のニーズと、人間のニーズがバッチリ組み合うところで園の構成を展開しているのでしょうね。
その完璧な構成に、飼育員さん達の手作りの動物ガイドが(涙)。

間を愛情が埋めているから、あたたかく、居心地の良い空間になっているのでしょう。
●商品の設定の仕方
(よくある “とりあえずこんなの用意しときました” という商品は見当たりません!)
・感動する → シェアしたい! → これならおすそ分けできる!というグッズ展開になっていること。

・絵本も置いてあるのですが、内容が動物の生態系の変化をやさしい言葉で諭すモノだったり。
動物を通した心の葛藤や触れ合いを描いたモノだったり。
(保育士なので、絵本はたくさん見てきていますが、逸品ばかり!
読みながら涙を流していたのは、私です。)
・旭山動物園という入り口を通じて、動物たちのメッセージを園長が語った本があったり。
(超興味があったのですが、売り切れでした!)
・飼育員さんのお話を聞いて親近感が湧いたり。
四季折々の動物たちの表情が見たいと思ったり。そういった人の気持ちをくすぐる
“一般人には撮れない、美しい写真はがき”など。
●もぐもぐタイム
一時間に一度ずつ、様々な動物のご飯を食べる時間を
もぐもぐタイムというショー形式にし、トークを交えて動物の魅力をお伝えする時間。
この“毎回違う動物を回る”というのが、素晴らしい。

はじめは関心を持っていなかった動物であっても、
飼育員さんの愛あふれるトークを聞いていると
その動物の魅力に気付いちゃうんですよ!!
それにしても…飼育員さんがあんなにおもしろいとは…!
キャラが立っていて素敵です。
●いろんな年齢層で楽しめる!
・動物園といえば、家族連れで来る方も多いと思うのですが
子どもは楽しくても、大人は“付き添い”といった風景、多いと思いませんか?
ところがですね…。旭山動物園で驚いたのは、
大人が子ども以上に無邪気になっちゃっていることです!
・とろけそうな顔をしてサルに話しかけるおばちゃん。
笑い転げながらアミメキリンに首ったけなおばあさん。
子どもをそっちのけで、ペンギンに目を奪われているお父さん。

・それぞれの位置で楽しめるように、席や通路の仕組みも工夫されています。
バリアフリーになっているので、
老人ホームの方や、障害をお持ちの方も付き添いの方と一緒に見えていました。
・いくら動物…っていったって、
子どもはしばらくしたら、「つかれた~」と飽きます。
そんな時は、何が有効かというと…水遊びなんですね~。
子どもたち、どんなに疲れていても水遊びは別バラみたいです(経験あり。)
そんな子どもたちの習性と欲望を見越すかのように、
ちゃんと水遊びゾーンが素敵な園ない構成の中に含まれているんですね~。

私もこんなところだったら、20人の(子どもの)引率してもいいですよ。
●感動のビジネスモデルが回っている!
・この動物園、入場料は850円と、なんともお手頃。
人気があるのに、こんなに安くっていいのかしら?と思ってしまったほど。
…でもですね。
動物の思いがけない魅力を目の当たりにして、心がワクワクし。
感動が感激に変わってくると、
「この楽しさを一人占めしてはいけない!」
と思ってしまうんですよ。
~そんなわけで、お土産をわんさか買ってしまう。
(私の前の人は、400円のクリアファイルを70枚買っていました。
→特別な袋に入れてもらい、大喜びでしたよ☆)
かくいう私も、財布にあったお金を、バス代を残してほぼ使ってしまっていました。
でもね。
なんか幸せなんです!
喜ぶ人の顔が思い浮かぶから。
自分が感激したものを、大好きなあの人にあげたい。
あの人の喜ぶ顔が見たい。
(おばあちゃん、親友親子、etc…)
そんな気持ちにさせてくれるから。
・「いっぱい見て、お買い物をしてたら、とっくにお昼が過ぎていた…。
混みこみのレストランだけど、まあいっか!」
~と、たいして期待もせずに入った私は、
動物園にあるまじき“ふつう”の値段設定と、従業員さんのスピード感、
使い終えたトレーを拭くおじいさんの、人生を感じる背中とてきぱきした動作に見とれ。
(シルバー人材センターかしら?と一人憶測しちゃったり。)
予想以上に回転が速いのは、場のエネルギーが高いから。
良心的に対応をしてくれると、人の中の良心が作用するようで お互いに
「こちら空いてますよ!」 「もう立ちますから、どうぞ!」
~なんて、声を掛けあっているんですね。
カレーライスを食べながら、一人、ジーンとしてしまいました。

~と、今気がつくだけではこんなところでしょうか。
こうして、四季折々に表情を変え
進化し続けるから…きっとリピーターが多いのでしょうね。
たくさんの学びをいただき…なにより、私自身が大ファンになりました!

まだ行ったことがない方、ぜひ足を運んでみてくださいね♪

旭山動物園HP
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青春18きっぷ三日目~歌志 内→旭山動物園→北見
青春18きっぷ三日目は
歌志内チロルの湯に六時から入り、
歌志内の景色を一望して
旭川の旭山動物園へ。



その後、一両列車に三時間あまり揺られ北見へ。
家族と合流し、ちゃんこ鍋を食べて網走へ。
18きっぷ三日間の旅は終了となりました!
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18きっぷその④ソメスサドル砂川 工場~歌志内謳歌!
乗換えの岩見沢でランチセットを食べ、

砂川から馬具・革製品でファンから深く愛される
北海道を代表するソメスサドルの
砂川工場にお邪魔してきました!
詳細はデジカメ写真であらためてご紹介いたしますね!
夜は思いがけずステキなディナーをいただき。
温泉に入りたい…ということで、
歌志内のチロルの湯にて露天風呂を満喫。
トロみのあるなめらかな温泉を満喫してきました!


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