妄想大陸~歴史の授業を体感型に!
こんにちは、松原美里です。
先日、とあるTV番組から「ラブい歴史の会」に取材の依頼がありました。
残念ながら、日程が合わずに見送らせていただくことになったのですが…。
今回、興味を持って下さった切り口は
・昔ながらの温故知新な知恵を、
分かりやすいアプローチで紹介している点。
・目的は学ぶことではなく、「楽しむこと」である点。
私はてっきり「歴女」かと思ったので、
残念ながら、「歴女ではないんですよ~」と
お話しなくてはならないかと思っていたんですが…。
(マキ山さんは歴史を幼少期から愛する、歴史オタクです。
歴女という分類ではありません。
私は歴史が好きなわけではありません。むしろ苦手でした。
マキ山さんの話が面白いから興味を持ち、
いろいろな人の歴史観に興味を持って現在に至るだけです。)
実はこの歴史の会の“あり方”に関しても、様々な人から
「もっと学びを重視したプログラム作りに変更した方がいい」
「DVDにして販売戦略を取ろう。絶対に儲かる。」
~という話が出ていたこともあったんですが…。
私たちは非常にシンプル。
●主宰者である私自身が楽しみ、マキ山さんの歴史語りを一人でも多くの人と共有したい。
●マキ山さんに、しゃべる場を提供したい。
●できれば、終戦まで通しで網羅したい。
マキ山さんの「あなたの知り合いですか?」というような
ゴシップ調の歴史語りを
参加者一人一人が“登場人物の役”になりきりながら聞いたり、話したりするうちに
純粋に歴史を楽しめて、その先に気付きや学びが生まれる。
(必要な時に必要なことが起こります。役も気づきも。)
結果的にそれが日常にリンクし、物事をとらえたり選択したりするヒントになる。
今回放送につながりはしませんでしたが、
こういう活動に「Good Job!」とメッセージをもらったようで
私はとっても光栄な気持ちなのです。
さて、“妄想大陸”とタイトルをつけたのには、理由があります。
もしも放送されていたとして、嬉しいことがあるとしたらどんなことか…?
そこを妄想してみたところ、こういったことが出てきたので
せっかくなのでブログでシェアしてみようかと
それは、「歴史の授業を体感型に!」という提案です。
私はもともと歴史の授業が苦手でした。
それは、一方的に受け身で教科書の流れを追い、年号を覚えさせられると感じていたから。
出来事はすべてが平坦で、抑揚のない“事実”。
もしも…
「義経と静御前…静は舞の、今でいうスーパーアイドル。
AKB48の前田敦子みたいな。
(義経は誰なんだ…?嵐の二宮くんとか?)そんな二人が…。」
~なんて話をしたらば、一気に中学生、食いつくと思いませんか

歴史は身近に迫ってきて、モノクロで平坦だった歴史が
カラーで立体なドラマへと変わる。
そうすると時代背景にも興味が湧くし、
その中で人はどう葛藤し、何を大切に思い、選択したのか。
その結果、一連の出来事がどういう時代の流れにつながっているのか。
~そんなことに思いを馳せるうちに、覚えてしまうと思うのです。
そもそも、今思うと歴史の授業から学ぶことってそういった
「人間の選択の結果」や「自分の国を知り、愛着を持つこと」
なのではないか…と。
自分ごとになるには、次のようなアプローチを
年初に一度入れてもいいかもしれません。
たとえば、クラスを5~6人のグループに分け、机を寄せて座ってもらう。
時代の流れを区切り、その中での登場人物を5~6人設定する。
それぞれにくじ引きで役を決めてもらい、
くじの紙には、役それぞれがどんな性格・人生だったのかが書いてある。
そして…それぞれに、なりきって(感情移入して)自己紹介をしてもらう。
「へえ、自分がやるこの役…この人ってこういう人なんだ。」
~と、それぞれに親しみを持ってもらったうえで
先生がその時代背景や出来事を少し詳しく話していく。
特に、登場人物の心の動きなどは丁寧に。
~そうすると、生徒たちそれぞれの中に、登場人物への共感が生まれ、
しだいに気持ちが同一化し、思ってもみなかったような感覚が生まれてくる。
その後、グループ内でそれぞれの感想を一言ずつシェアしてもらう。
感想は何を言ってもいいです。
「意外といい人だった」「ムカつくけどしょうがない」
「昔って大変だったんだね」「イメージが沸かない」…。
~そうやって自分の言葉で感想を話すことで、歴史が自分とクロスする。
そんな体験をした後、先生から
「歴史も私たちと同じように生きた人の残したものなんだよ。
これから、いろんな人たちのドラマから学んでいこうね」
なんて話があったとしたら…。
受験対策な日本史が減るに違いない。
そう思うのです。
もしも生かせそうな方がいたら、ぜひ活用していただきたい。
日本の未来を背負う若者に、
せっかくなら…楽しく学んでほしいですもんね!
こんなふうに、時々降りてくる私の“妄想大陸”、
これからも不定期にてお届けいたします☆
<ラブい歴史の会HP>
・動画もあります。
・2009年歴史会ツアー写真UPしました!

今月の開催は6月19日(土)13:00~17:00
戦国時代の今川氏に迫ります
参加受付中です!
先日、とあるTV番組から「ラブい歴史の会」に取材の依頼がありました。
残念ながら、日程が合わずに見送らせていただくことになったのですが…。
今回、興味を持って下さった切り口は
・昔ながらの温故知新な知恵を、
分かりやすいアプローチで紹介している点。
・目的は学ぶことではなく、「楽しむこと」である点。
私はてっきり「歴女」かと思ったので、
残念ながら、「歴女ではないんですよ~」と
お話しなくてはならないかと思っていたんですが…。
(マキ山さんは歴史を幼少期から愛する、歴史オタクです。
歴女という分類ではありません。
私は歴史が好きなわけではありません。むしろ苦手でした。
マキ山さんの話が面白いから興味を持ち、
いろいろな人の歴史観に興味を持って現在に至るだけです。)
実はこの歴史の会の“あり方”に関しても、様々な人から
「もっと学びを重視したプログラム作りに変更した方がいい」
「DVDにして販売戦略を取ろう。絶対に儲かる。」
~という話が出ていたこともあったんですが…。
私たちは非常にシンプル。
●主宰者である私自身が楽しみ、マキ山さんの歴史語りを一人でも多くの人と共有したい。
●マキ山さんに、しゃべる場を提供したい。
●できれば、終戦まで通しで網羅したい。
マキ山さんの「あなたの知り合いですか?」というような
ゴシップ調の歴史語りを
参加者一人一人が“登場人物の役”になりきりながら聞いたり、話したりするうちに
純粋に歴史を楽しめて、その先に気付きや学びが生まれる。
(必要な時に必要なことが起こります。役も気づきも。)
結果的にそれが日常にリンクし、物事をとらえたり選択したりするヒントになる。
今回放送につながりはしませんでしたが、
こういう活動に「Good Job!」とメッセージをもらったようで
私はとっても光栄な気持ちなのです。
さて、“妄想大陸”とタイトルをつけたのには、理由があります。
もしも放送されていたとして、嬉しいことがあるとしたらどんなことか…?
そこを妄想してみたところ、こういったことが出てきたので
せっかくなのでブログでシェアしてみようかと

それは、「歴史の授業を体感型に!」という提案です。
私はもともと歴史の授業が苦手でした。
それは、一方的に受け身で教科書の流れを追い、年号を覚えさせられると感じていたから。
出来事はすべてが平坦で、抑揚のない“事実”。
もしも…
「義経と静御前…静は舞の、今でいうスーパーアイドル。
AKB48の前田敦子みたいな。
(義経は誰なんだ…?嵐の二宮くんとか?)そんな二人が…。」
~なんて話をしたらば、一気に中学生、食いつくと思いませんか


歴史は身近に迫ってきて、モノクロで平坦だった歴史が
カラーで立体なドラマへと変わる。
そうすると時代背景にも興味が湧くし、
その中で人はどう葛藤し、何を大切に思い、選択したのか。
その結果、一連の出来事がどういう時代の流れにつながっているのか。
~そんなことに思いを馳せるうちに、覚えてしまうと思うのです。
そもそも、今思うと歴史の授業から学ぶことってそういった
「人間の選択の結果」や「自分の国を知り、愛着を持つこと」
なのではないか…と。
自分ごとになるには、次のようなアプローチを
年初に一度入れてもいいかもしれません。
たとえば、クラスを5~6人のグループに分け、机を寄せて座ってもらう。
時代の流れを区切り、その中での登場人物を5~6人設定する。
それぞれにくじ引きで役を決めてもらい、
くじの紙には、役それぞれがどんな性格・人生だったのかが書いてある。
そして…それぞれに、なりきって(感情移入して)自己紹介をしてもらう。
「へえ、自分がやるこの役…この人ってこういう人なんだ。」
~と、それぞれに親しみを持ってもらったうえで
先生がその時代背景や出来事を少し詳しく話していく。
特に、登場人物の心の動きなどは丁寧に。
~そうすると、生徒たちそれぞれの中に、登場人物への共感が生まれ、
しだいに気持ちが同一化し、思ってもみなかったような感覚が生まれてくる。
その後、グループ内でそれぞれの感想を一言ずつシェアしてもらう。
感想は何を言ってもいいです。
「意外といい人だった」「ムカつくけどしょうがない」
「昔って大変だったんだね」「イメージが沸かない」…。
~そうやって自分の言葉で感想を話すことで、歴史が自分とクロスする。
そんな体験をした後、先生から
「歴史も私たちと同じように生きた人の残したものなんだよ。
これから、いろんな人たちのドラマから学んでいこうね」
なんて話があったとしたら…。
受験対策な日本史が減るに違いない。
そう思うのです。
もしも生かせそうな方がいたら、ぜひ活用していただきたい。
日本の未来を背負う若者に、
せっかくなら…楽しく学んでほしいですもんね!
こんなふうに、時々降りてくる私の“妄想大陸”、
これからも不定期にてお届けいたします☆
<ラブい歴史の会HP>
・動画もあります。
・2009年歴史会ツアー写真UPしました!

今月の開催は6月19日(土)13:00~17:00
戦国時代の今川氏に迫ります

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