フランスに行ってきました!

今回、フランスに関する子育ての本をきっかけに
フランスの文化や背景・歴史がどう人々の生活に影響しているのか。
どんなふうに物事を捉え、どう生活をする中で
今の関係性や日々の営みが回っているのか―――などを隠れテーマとして持ちつつ。
日本好きなフランス人のお友達に都度都度
「なんで?」
「どんな背景があるの?」
「これってこういうこと?」
「~そう考えると、日本って・・・」
・・・と語りを持掛け、
掘り下げながら観光をするというなんとも贅沢なひととき。
語りながら新たな視野を得ることができたり、
新たな疑問が生まれてきたり・・・・。
なんとも感慨深いひと時でした。
私のつたない英語(辞書片手に)を汲み取り、
分かりやすい英語で話してくれたアンちゃんに感謝です!
以下、観光した場所などをご紹介します。
●エッフェル塔
やっぱりお洒落なパリの象徴♡
華やかで絶妙な曲線美に魅せられました!



●今回、中には入りませんでしたが、ナポレオン博物館
ナポレオンの類稀なる戦術や、実際に戦争で使われた道具などが並べられ
本人の墓地もあるとのこと。
フランス人にとっては誇りであり、英雄であり、
自由を勝ち取った象徴でもあるようです。
勉強すると、いろいろおもしろそうですね!

●セーヌ川の夜景
セーヌ川って長いんですねぇ~。
お洒落な街並みを際立てるライティングが見事!
夏になると21時まで明るいそうで、
仕事後にこのほとりでみんなワインを飲むそうです♡

●モンサンミッシェル
雨の中に照らし出される姿もミステリアスな、モンサンミッシェル。
ある時はイギリスから国を守る防衛基地、
ある時は国賓をもてなすキリスト教の修道院、
ある時は監獄、ある時は遺体収容所、
世界大戦時期には多くの兵士で埋め尽くされた---
時代ごとに展開される他国とのやり取りや国内の情勢が異なり、
説明を聞きながらそこに人と歴史的のドラマが見えるようでとても興味深い場所でした。



●シャンパン工場見学♪
「“シャンパン”という名前が付くのは、このシャンパーニュ地方で作られたものだけ。」
~そういった特別な地域の中で、
シャンパンができるまでの工程を魅せていただく中で
2000年の時を越えて、ルネッサンス時代のロマンと
作り手の誇りを感じる、感慨深いひと時でした。
これから飲むシャンパンはきっと3倍美味しいと思います。




●保育園見学
「フランスの保育園が見たい」ということで、友達に紹介してもらって
リールから少しのところにある保育園を二つ見せていただきました。

こちらについては感じることも多くあり、
また別の記事として、まとめてご紹介したいと思います。



●凱旋門までお散歩してみました♪
お友達の家から歩いてすぐ!!
~確かに「見える」のですが、歩いてみるとなかなか距離がある・・・。
そして、帰り道は似たような通りが放射線状にあり、迷いました☆

●ルイ・ヴィトン本店
セキュリティチェックをドキドキしながら受けつつ、
素晴らしいインテリアとして並ぶさまざまなヴィトンのバッグや品々をため息とともに見詰めつつ、
スカーフの巻き方を教わってきました!

●ルーヴル美術館に行ってきました!

「1日かかっても見終わらないよ」 と聞いていただけあり・・・。
有名な作品が満載の一時間半コースも、
よそ見をすると関心がどんどん広がる 大人の遊園地でした!

かつて宮廷だった本物が散りばめられた場所に、惜しみない芸術の海。
パリっ子のセンスが素敵なのは、美しさに感性を磨かれてきたからなんですね。


●オペラ座にて、オペラを観てきました!
歴史の重みを総大理石の空間に反射するライトから感じる、
別世界なひとときでした。


●モンマルトルの丘を散策してきました!

パリ唯一の丘、ということで見晴らしが絶景!!

観光地が凝縮しており、丘を降りて少し歩くとそこは・・・
映画の名前にもなった「ムーランルージュ」

次回は、ぜひこういった世界にも触れてみたいですね♪
~と、盛り沢山なフランス旅行。
じつは私の中での気付きの芽は、芽吹いたばかりです。
言語化されていないたくさんのアンテナたちに
どういう感覚がフィットし、これからにつながっていくのか・・・
まだまだ、模索中です。
この状態を、楽しんでみたいと思います。
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スケールのデカさと、多様性を包括するアイデンティティ
NY旅行時、衝撃的だったのが
メトロポリタン美術館のスケールのデカさでした。
美術館…というと、私のイメージは
六本木の新美術館か、http://yokohama.art.museum/" target="_blank" title="横浜美術館">横浜美術館。
そんな感覚で向かった、メトロポリタン美術館。


・・・は。
「アートの巨大遊園地なのか?!」
~と想像を超えた広さとスケールでした!!


たぶん、1階部分だけで横浜美術館の4倍くらいの広さ。
常設してある作品が多すぎて、回りきれません。
ふと出ると、台湾の王宮の庭を再現した庭園があり。
子どもたちが写生する広場があり。
レストランがあり、カフェがあり。
マグリットの絵に逢いたかったのですが、
出会えませんでした。
(英語の乏しさと、広すぎてよく分からなかった・・・。)
タイムズスクエアに立った時にも感じたんですが。
(広さとしては、おそらくハチ公前広場くらいなのに、
やたらと広く感じる場所でした。
それはなぜかな?と考えたときにーーー)
出身地・目の色・髪の色・身長・ファッション・体系・年齢・・・
さまざまな背景を持った人が、それぞれの人生を生きている。
それが同時進行している場所だから、
広がりと迫力を感じるのかな、と。
メトロポリタン美術館に関していえば、
世界中の作品を収集展示しているわけで。
しかも、「まだまだ野望は尽きません」って、館長さんの言葉がありました。
(日本語の音声ガイドで)
↑まだまだ拡張するんですね!
多様性を受け入れるおおらかさには、限界はなく。
美術館というしばりもなく、それを表現する場所であり、
表現方法は無限なんだなと。
そんな中で、じつは日本の着物の展示がされていました。
(時代による着物の変遷など)
それはそれは色鮮やかで、ファッショナブルで。
各国の人たちがため息をついて眺めていくのを見て
私はとても、誇らしい気持ちになりました。
どう?着物、ステキでしょ?って。
でもねーーー着物は、展示するためにあるんじゃないのよ。
動いている時ほど、来ている時ほど さらに素敵なの。って。
帰ったら日舞の練習、頑張ろう!って思いました。
多様性に門戸を開き、お互いを学び、受け入れ合いながらも
その中にいる“自分”を確立すること。
自分を取り巻くアイディンティティに誇りを持つこと。
それが大切だな~、と感じました。

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セルフイメージに、限界はいらない ~ NY 気付きの旅
けっこう、衝撃的な気付きがいろいろありました。
行った後のことは、友達に
・ハイラインに行きたい
・ブロードウェイにミュージカルを見に行きたい
・ジャズを聴きに行きたい
・自由の女神とか見たい
・The Rideに乗りたい
・NYの紅葉が見たい
~などなど、ガイドブックを見て思いつくままにリクエストをし。
それを有難いことにスケジュールに組み込んで
チケットまで取ってくださっていたので・・・。
行ってみるまでは、気づかなかったのですが。
「私には、ここまで」
~という、無意識のラインが引いてあったことに、
実際の場に足を運んでみて、気が付きました。
「私一人なら、来るだけで精いっぱいだわ・・・!」
・・・と思うような、足のすくむ場がたくさんあったのです。
でも友達はのびのびと満喫しているんですね。
それにつられて、リラックスできました。
そして、友達との会話の中でも無意識に「私なんかモード」に入り、
自分を落とす発言をしていることに気付いたんですね。
居心地が悪いから、わざと自分をディスカウントすることで
“低い自分”に戻ろうとする反作用なのかな~と。
あと、これって私の癖なんだろうな~と(自分を落とすクセ)。
これってあらためて、なんなんだろうな~?と考えたところ、
無意識の「自分の天井」ラインを決めていたんじゃないかと気が付きました。
行ってみて、こういうところはOKなんです。
セントラルパーク。

ああ、そうですよね・・・。
たしかに、自然の中にいるとリラックスできますもん。
で、すっごく緊張するのはミュージカルの会場。


すごいところなんだよなぁ、と思えば思うほど、小さくなっていく私がいたのでした。
(時差ボケで相当眠かったですが☆)
つまり、 「私はこういうところに来るにふさわしくない」とラベルを張っていたんですね。
これが、心の奥底ではすごく憧れていたけれども
「行きたい」と素直に思えなかった“ハードルの部分”だったのかもしれません。
「私なんかが・・・・。」
~という、いじけたセルフイメージ。
一見、謙遜的にも見えなくもないんですが、これってじつは逃げなんだよなぁと。
本当は欲しいのに、欲しいって言えない。
勇気がないだけの、逃げ。
欲しいなら欲しいと手をのばす。
アクションを選択する。
選択肢を、じつは自分は持っていたのだと。
そんなことに、気づかされました。
セルフイメージに、限界はいらない。
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秋のNYへ行ってきました!
「えっ、オーロラを?」
「ニュージーランド?」
~と、うちの園の先生たちは どんどん海外旅行へ行きます。
ご家族だったり、一人旅だったりするわけですが・・・、
そんな様子を見ていて、
私の中でも昨年末からむくむくと湧き上がってきたのが、
「私も海外旅行、行きたい!!」
~という、心の奥に隠れていた本音。
日本が好きだから・・・。
海外旅行はお金が掛かるから・・・。
ICF(世界コーチ会議)とか、ちゃんとした理由がないと、
そんなに大金を使って海外へ行くなんて、もってのほか。
そんな「めっそうもない病」だったわたしが、
うちの先生たちを見ている中で
「海外旅行に行ってもいいとしたら・・・
本当は、行ってみたいと思っていたところ---どこなんだろう?」
と、考え始めました。
そして、一番抵抗が大きかったのが、NY。
(こういうときは、自分の中であえてチャレンジなものを選ぶに限ります☆
↑それが、自分の殻を破るから。)
なぜって---
網走に帰りたいとか、自然が好きとか言っておきながらも
やっぱり世界一の大都会を見て見たかったのです。
うん、いいよ。
~というわけで、今年入って 年間スケジュールが出るや否や、
となりで机を並べている事務長に
「先生。私、ここで連休いただきますから。」
・・・と、宣言をし。
コンプレックスになっている英会話に向き合うべく
週一年間「海外旅行コース」に申し込んだのでした。
そんなわけで、満を持して 行ってきました!NY。
まずは一眼で撮った写真から、ご紹介します~。









今回、気付きや衝撃もいろいろあったのですが、
それはまたご紹介しますね!
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瑞巌寺・円通院・・・そして、東名駅跡
やっぱりここの荘厳な雰囲気はたまりませんね。

そして、色遣いも素敵です。


その後は、伊達政宗の孫をまつっているという、
お庭の素晴らしい円通院に。

ちょうど一時間に一度のガイドさんによる説明が聞けて、
お庭のコンセプトや時代背景など、味わいもひとしおでした。

最後にガイドさんより、
「松島は湾になっており、津波の害は少なかったですが、
これから確実に、地震が来ます。
そのとき、もしも海岸など津波の恐れのあるエリアにいたら・・・。
ここを見に行って胸に刻み、早く逃げてください。」
と案内を頂き、バスで行ってみました。
こちらは、現在バスによって振替運転がされている東名駅。

線路に降りたっても、向こうから電車が来ることはない。
なんだか不思議な感じです。

レールが外れているところもあるのですが、
枕木自体が浮いて、
再会するには津波の可能性も踏まえつつも
イチからレールを外して枕木を敷きなおす必要があるんですね。

だからか・・・と、深く 納得。
線路に沿って辺りを見回しながら歩いていたら、
地元のおばあさんとの出会いが。
「このあたり、津波が来たんですよね・・・。
きれいなおうちが多いのは、建て直したからですか?」
~と尋ねると、
その方はお孫さんを迎えに小学校へ行っていて助かったものの、
一階部分はすべて津波で水に浸かってしまっていたとのこと。
「上がってくか?」とお声かけいただいて、
青葉城を手放して美味しい煮付けをいただいてきました(^-^)/

ちょうど、海からの水と川の氾濫で津波が渦を巻く場所とのことで
渦に巻かれた車がぶつかる音や、「助けてー!」という声が聞こえていたが
何もできなかった・・・というお話や。
地震のあったその夜(津波も来ていた)から、
泥棒が出没していたとのこと。
その後も、警察や消防の方たちが一時間おきに
生存確認に回ってくれていたとのこと。いてぶつかっていた」など、
貴重なお話を聞かせていただきました。
たんまりいただいてきたので、
今度はお土産を持ってお邪魔したいな、と思いました。

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