上司と部下のコミュニケーション「受け止める!」
こんばんは、梅花です!
さてさて、昨日に引き続き
部下とのコミュニケーションのポイント第二回目。
2.受け止める
のコツについてお伝えしていきます。
2・ 「受け止める」ためのポイント
■ 相手の呼吸に合わせて話を聞く。
(肩の上げ下げや息継ぎを観察し、自分の呼吸のペースを合わせていく。)
→自分のペースに合わせてくれることを体感し、心を開いて話がしやすくなる。
応用編@呼吸から、相手の気持ちを察してみる。
NG:鼻息が荒くならないように!
■うなづく。
→話に合わせてうなづいてくれるだけで安心感が生まれ、話し手のペースがつかめる。
応用編@「うんうん。」「へぇ~。」「そうだったんだ!」と合いの手を入れてみる。
NG:ノーリアクション。反応がないと、とても話しにくいです。
■アイコンタクトを長めに取る。
→言葉以上に「受け止めているよ」というメッセージが伝わります。
目をまっすぐに見るのが苦手な人は、鼻の辺りを見るようにしてみましょう。
応用編@包み込むようなイメージで。
NG:ガン見する。おどおどしながら見る。
■オウム返ししてみる。
「それで・・・。」「それで?」
「こんなことがあったんですよ。」「こんなことがあったのか。」など。
→自分の話を分かってくれたのだと感じ、心の扉が開いてくる。
応用編@感情を込めてみる。
NG:極端にやりすぎると、バカにされているように感じることも。
■話し手と同じようにリアクションしてみる。
(がっかりした様子。あわてた様子、前かがみ、下を見る)
→自分に寄り添ってくれているように感じ、安心して話がしやすくなる。
応用編@ミラーリング(鏡で見えるように動いてみる)
NG:動きに夢中になり、話が聞けなくなる。(ほどほどに!)
■自分がもし相手の状況だったら……と想像しながら話を聞く。
→上司としての視点から離れて相手の目線で
何を感じ、どう判断したのか、背景を聞いていく。相手の世界を理解しやすくなる。
応用編@繰り返されるキーワードや心を動かす価値観などを意識しておく。
NG:入り込みすぎて、一緒になって文句を言って終わる(冷静に!)
■感情に共感する。
(悲しそうだったら「残念だったね」悔しそうだったら、「悔しかったね。」と、
普段は口にしないようなことを、あえて伝えてみる。)
→自分の深い部分で感じていることを分かったくれたのだと感じ、
話を聞いてくれた上司に対して、安心感と信頼感が生まれます。
応用編@表情が変わった場面で「どんな気持ちがした?」と尋ね、感情を話してもらう。
NG:シラッと聞いている。あまり聞いていない。
■説教はしない。
→説教をされると、その時点で
「分かってくれない」とシャッターを下ろしてしまいます。
部下の世界で起こっていることは、部下の中では真実。
まずは受け取りましょう。
応用編@「大変だったんだね」「努力したんだね」とねぎらいの言葉を掛ける。
NG:説教はかろうじて抑えるが、その分殺気立っている。
「受け止める」編、いかがでしたか~?
「とはいっても、なかなか冷静に話が聞けないよ」
・・・という方。
その気持ちすご~~~くよく、分かります!
自分の気持ちを押し殺すのも不自然ですので、
そんなときは紙に自分の気持ちを書き出してみましょう。
書いているうちに整理がついてくることもありますし、
感情の嵐の奥には「本当に伝えたいメッセージ」があるはずです。
そこを、どう伝るといいでしょうか・・・?
さて、明日は「3.感じたことを伝える」についてお届けします!
「コミュニケーション、さらに良くしたい!」
「自分の状況だと、どうしたら?」
~そんな前向きなあなたへ、コーチングのサンプルセッションを行っています。
話をするうちに、本当はどう関わればいいのか・・・答えが見えてきます。
あなたは答えを持っています!
こちらからお申し込みくださいね。
さてさて、昨日に引き続き
部下とのコミュニケーションのポイント第二回目。
2.受け止める
のコツについてお伝えしていきます。
2・ 「受け止める」ためのポイント
■ 相手の呼吸に合わせて話を聞く。
(肩の上げ下げや息継ぎを観察し、自分の呼吸のペースを合わせていく。)
→自分のペースに合わせてくれることを体感し、心を開いて話がしやすくなる。
応用編@呼吸から、相手の気持ちを察してみる。
NG:鼻息が荒くならないように!
■うなづく。
→話に合わせてうなづいてくれるだけで安心感が生まれ、話し手のペースがつかめる。
応用編@「うんうん。」「へぇ~。」「そうだったんだ!」と合いの手を入れてみる。
NG:ノーリアクション。反応がないと、とても話しにくいです。
■アイコンタクトを長めに取る。
→言葉以上に「受け止めているよ」というメッセージが伝わります。
目をまっすぐに見るのが苦手な人は、鼻の辺りを見るようにしてみましょう。
応用編@包み込むようなイメージで。
NG:ガン見する。おどおどしながら見る。
■オウム返ししてみる。
「それで・・・。」「それで?」
「こんなことがあったんですよ。」「こんなことがあったのか。」など。
→自分の話を分かってくれたのだと感じ、心の扉が開いてくる。
応用編@感情を込めてみる。
NG:極端にやりすぎると、バカにされているように感じることも。
■話し手と同じようにリアクションしてみる。
(がっかりした様子。あわてた様子、前かがみ、下を見る)
→自分に寄り添ってくれているように感じ、安心して話がしやすくなる。
応用編@ミラーリング(鏡で見えるように動いてみる)
NG:動きに夢中になり、話が聞けなくなる。(ほどほどに!)
■自分がもし相手の状況だったら……と想像しながら話を聞く。
→上司としての視点から離れて相手の目線で
何を感じ、どう判断したのか、背景を聞いていく。相手の世界を理解しやすくなる。
応用編@繰り返されるキーワードや心を動かす価値観などを意識しておく。
NG:入り込みすぎて、一緒になって文句を言って終わる(冷静に!)
■感情に共感する。
(悲しそうだったら「残念だったね」悔しそうだったら、「悔しかったね。」と、
普段は口にしないようなことを、あえて伝えてみる。)
→自分の深い部分で感じていることを分かったくれたのだと感じ、
話を聞いてくれた上司に対して、安心感と信頼感が生まれます。
応用編@表情が変わった場面で「どんな気持ちがした?」と尋ね、感情を話してもらう。
NG:シラッと聞いている。あまり聞いていない。
■説教はしない。
→説教をされると、その時点で
「分かってくれない」とシャッターを下ろしてしまいます。
部下の世界で起こっていることは、部下の中では真実。
まずは受け取りましょう。
応用編@「大変だったんだね」「努力したんだね」とねぎらいの言葉を掛ける。
NG:説教はかろうじて抑えるが、その分殺気立っている。
「受け止める」編、いかがでしたか~?
「とはいっても、なかなか冷静に話が聞けないよ」
・・・という方。
その気持ちすご~~~くよく、分かります!
自分の気持ちを押し殺すのも不自然ですので、
そんなときは紙に自分の気持ちを書き出してみましょう。
書いているうちに整理がついてくることもありますし、
感情の嵐の奥には「本当に伝えたいメッセージ」があるはずです。
そこを、どう伝るといいでしょうか・・・?
さて、明日は「3.感じたことを伝える」についてお届けします!
「コミュニケーション、さらに良くしたい!」
「自分の状況だと、どうしたら?」
~そんな前向きなあなたへ、コーチングのサンプルセッションを行っています。
話をするうちに、本当はどう関わればいいのか・・・答えが見えてきます。
あなたは答えを持っています!
こちらからお申し込みくださいね。
スポンサーサイト
プロフィール
Author:ウメハナリレーションズ代表 松原美里
こんにちは!松原美里です。
横浜女子短大 保育科を卒業。保育士資格・幼稚園教諭二種免許取得。横浜市の保育園~川崎市の児童養護施設にて保育に携わる中で子どもを支える大人のサポートの必要性を感じ、コーチングの道へ。2009年に米国認定コーアクティブコーチ資格取得。All About「育児の基礎知識」元ガイド。現在はエクレス子どもの家保育園 施設長を経て静岡県を中心に各地へ、コーチング・研修講師として保育士・子育て支援講座、監修等を行いながら、保育コミュニケーション協会 代表をしております。
こちらのブログでは、日々の活動の様子や、仲間との「人生を謳歌する毎日」をお届けしています。
【Umehana Relations HP】
依頼をいただいて、全国にて講座展開中
募集中・認定ファシリテーター講師育成講座 4月スタート・園内ファシリテーター育成講座 4月スタート (関東・関西)・保育コミュニケーション協会 オンラインサロン 担当
公開講座
12月8日「意見を出しやすい会議のポイント 会議ファシリテーション」
1月19日「保育はたら方カフェ~変化する保育とその葛藤」
その他詳細はこちらをご覧ください
ゲストとの対話を通じて保育・子どもへのまなざしなどお話しています。
【松原美里へのご相談】単発/継続セッション・研修依頼は、こちらからどうぞ!