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日々を愛しみつつ、感じたことを綴る日記です。子どもが夢を描ける未来のため、私たちが輝きましょう! 

松原美里の謳歌ブログ「大人が輝く背中を見せる」


生活者から、用途が生まれる~生活者発想塾




起きている出来事から、対象者の求めているものを推察し、

そこを得られるようにサービスを提供していく…。



これは、AllAboutで記事を書いていた時もそうですし、

コンサルティングプログラムで事業を考える時にも

何度も混乱しながら考え方をトレーニングしたり。

自分で講座をするようになってからは、

対象とする人たちが、本当に求めているものは何か。

どうやったら、お役に立てるのか。

それを、どんな言葉で伝えたなら、「これだ!」と思ってもらえるのか。

チラシ作製の時も、告知文にも脳をフル回転させて

作っては壊し、ひらめいては手放して重ねてきた作業でした。




~そんな中、先日 かつて広告代理店に勤めていたお友達に

当時の仕事の内容~視点・

世の中のニーズの捉え方について教えてもらった話が大変興味深く。

アカデミーヒルズからのお知らせ(メルマガ)が来た瞬間、

反射的に申し込みをしてしまったのが、この講座。




広告代理店:博報堂において、

人に訴えかける広告アプローチをするためには

まずは「人」が何を感じているのか。

今の人が、何を求めているのかを知ることが大切である。



~という理念のもとに研究を続けてきた嶋さんが、

人のニーズの見極め方・

今の時代の中で立ちあがってきている現象の読み解き方などを

ワークを交えてご紹介下さる講座「生活者発想塾」



1.生活者発想とは?

2.生活者発想を体験する

3.生活者発想を実行に移すために




~という三部から構成されていました。



「人を見たら顧客と思え」と、企業では言うけれど…。



そもそも、


「人は消費をするために生まれてきたのか?」


この問い、あなたはどう思いますか?



答えは…NOですよね。

人は、 「豊かになりたい」という願いを持って生きている。



そこに、ヒントが隠されている…

という観点から、この講座はスタートしました。




研究する中から浮かび上がってきた真理を伝えて下さる中で、

とても印象に残ったのが、「事例」です。



たとえば…。



数年前のこと、


渋谷のチキン屋さんに、女子高生が集っていた。

ふと見ると、チキンを買っているのは一人くらいで、

他は飲み物だけだったり、他で買ったものを持ち寄って広げて食べていた。


ここで、



「なんて常識が無い!」



~と一刀両断にすることも可能でしょう。

ですが、こういう見方をしたそうなのです。



「そうか。彼女たちが求めているのは、場所なんだ。

 食べたいもの、欲しているものは、それぞれ。

 そんな彼女たちが、持ち寄って集まれる、“場所”を求めているんだ」




~その数年後、フードコート形式のスクランブル・カフェテリアが

世間に増えて行ったそうです。




こんな風に、現象から、真理を読み解く視点




それを商品開発にも、広告にも、

この日来ていた人達にはマーケティングの部署の方もちらほらいらっしゃったのですが

ビジネスに関わる様々な人の視点として、役立つのですね。



~と、こういった事例を紹介しつつ、

嶋さんが提案して下さったのがこちらでした。



●四つの視点


~事実…世の中の兆しを集めて、発見する視点。

    「面白いなあ!」「驚きだなぁ!」「不思議だなぁ!」「違和感があるなぁ…。」

    こういったきっかけは、Twitterやソーシャルネットワーク、

    友達同士のやり取りなどからも読み取ることができるそうです。

    EX:東京マラソンから、一時の大衆体験のニーズを読み解く。

     善意で犯行予告をウォッチングする 「予告.in 」

     引き出しにあって、賞味期限が切れそうなものを集めて寄付する フードドライブ活動

     お年寄りなどの思い出話は、みんなの財産だ! 「記憶の銀行」
     電気料金に、青い空を子どもたちに残すための投資:太陽光促進付加金(200円)

    気になる事実は、「なぜ?」という視点で見る。

    「事実」は「時代」という気に茂った、「葉っぱ」である。

    根っこには、時代の価値観があり、そこから生まれている。



~数字の見方 … 数字は偉大な表現者である。
  
  「ビニール傘って、よくなくすよね」

   ~と言われるよりも、

   「一雨で3000本の傘が落とし物として届けられるという調査結果がある。」

   「年間 三千万本購入される傘のうち、9割がビニール傘である」

   ~と言われる方が、ドキッとする。


   数は、認識を深めてくれるもの。


   「男はつらいよ」の寅さんは、失恋の痛手の深さに応じて

   旅の距離が比例しているそうな。「距離は人の心を表す」

   
   ここで、マインドスコア(心の中にある感覚を、数字に置き換える)というワーク。

   ~普段何気なく感じている感覚を、数字に置き換えて平均値を取るというもの。



  ・「オジサン」って(   歳)から。

  ・「近所」って、自宅から(    )メートルの範囲内 



  などなど。。


  実際に自分でも書き、隣同士でシェアをしてみてびっくり!

  近いものもあれば、それぞれの背景を反映したものもあり。

  全体共有の中では、男性・女性・年齢層によってもさまざまであることが分かりました。


  それも、こうして数字に置き換えてきて初めて、分かることなんですよね。

  数字をきっかけに、お互いが語り合う。



  高齢化社会について、身近な距離と時間の間隔を元に調べた人がおり、

  その結果「高齢化社会は狭深社会である」ということを言っていました。


  この感覚、なんとなく分かります。




 ~言葉の見方 … 言葉の採取には、「技」がある。 

  単に聞いただけでは、ぼやっとした答えしか返ってこない。

  EX:「携帯電話は(      )に似ている。」

    「携帯電話は(      )より、素敵。」

  聞き方がクリエイティビティ

“感”を聞く。

  “陰”を聞く。 EX:「持ちたくない携帯は?」

  “歴”を聞く。


思い出話をしだした時は、本質を聞くチャンス!

  … 携帯年表道のり変遷を聞き出すチャンス。

  聞き手は生き物である。多面的である。

  思わず出た一言に、その人が出る。

  ⇒ 強制連想法(無意識の中にある、大切な答えを探る)のワークへ!


   EX: 「かわいい」の意味?!

    表面的な言葉を拾っていると、 「小さい」「丸い」「弱い感じ」

    さらに奥底にあるものは…と探っていくと
 
           「抱きしめたい!」「触りたい!」というニーズが見えてくる。


   プレーンに分析をした後に、組み直すこと。

   言葉から人を理解~広げて、いろんな感じ方を受け取る。
  

  
~情景の見方

   1914枚の食卓の場面写真。平日・休日を2コマずつ撮ってもらった。

   ・食卓にペットボトルが写っている写真が多い。

   ・昔は新聞だったが、今はPCと一緒にご飯を食べている人が多い!

    (中には、狭いのでPCの上に乗せてご飯を食べている人も…。)

  
   「今の日本人は、Measure Freraksだ」

   ・計測器。視力測定計。女子が体重をTwitterに?!

  
   「あなたの幸福安心の元になるものを撮って下さい」

   ・財布・携帯・通帳・保険証……他には、ペット、家族、恋人の影、市民農園など。

    …ここに、ニーズが見えてくる。

EX:最近人気の「食べられる景観づくり」、

    子どもの通学時に水やり、収穫するイベントを行う地域など。


  何を表しているのか?

  「育」~育てることで、幸せに向かおうとしている。

  (……と、ここで私は「『人』を育てようよ!」と思ってしまいました。)
  
   

  今ある情景から見える未来。

  連帯発想・狭深社会・触欲発想・物育発想……

  生活発想とは、事実の見方である。
 

  
  「こうなっている」というのは、認識。

  その向こう側に、新しい認識を見る。対峙することで、新しい未来が見えてくる。


  素材の市場として、生活総研ON LINE未来年表(フリーワード検索で「石油」と入れると、おもしろいことになります。)
   
  「どうつながると、どう活性化するのか?」


  ~この視点を持って、考えて行く。


  なにかを見る ⇒ その向こう側に、何があるのか?!を考える。



……と、ここまでボリュームたっぷりな二時間弱でしたが

最後に嶋さんより、

  

 ●創造性は、暮らしの中に。

  ~様々な場面で、工夫し、創造性を発揮していこう!

 ●分かち合って太る。

  ~一人の仮説も、持ち寄って話し合う中で視点が広がり、新たな面が見えてくる。

 ●明転の精神で行こう。

  ~暗い出来事の中に、ポジティブを見つける。この時代にこそ、大切。
   
   不況は、人の生活技術を向上させている!

   (飲食店での消費は減少したが、

    巣ごもり消費により、料理をする人が増えた。)


サービスを通じて、フィードバックを得る。そこから、商品につながる。

これが、マーケティングの本質である。


  


というように、大変興味深く内容の濃いお話と

絶妙なタイミングでのワークによって

頭と体が納得する有意義な学びの時間を得る

刺激的な時間でした。





講座受講中の私の脳内には、

「超おもしろい!!!」

~という感覚が行き交っていました☆





印象に残った言葉を、最後に3つ。


◆数字は偉大な表現者である。

◆表層的に見えていることの奥にあることに、目を向ける。

◆視点を変えることが、差別化である。




講座を受けた翌日から、世界の見方がちょっとだけ広がった気がします!

詳細は、こちらの本をご覧ください!


博報堂生活総合研究所
日本経済新聞出版社
発売日:2010-04-12

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プロフィール

ウメハナリレーションズ代表 松原美里 

Author:ウメハナリレーションズ代表 松原美里 



こんにちは!松原美里です。

横浜女子短大 保育科を卒業。保育士資格・幼稚園教諭二種免許取得。横浜市の保育園~川崎市の児童養護施設にて保育に携わる中で子どもを支える大人のサポートの必要性を感じ、コーチングの道へ。2009年に米国認定コーアクティブコーチ資格取得。All About「育児の基礎知識」元ガイド。現在はエクレス子どもの家保育園 施設長を経て静岡県を中心に各地へ、コーチング・研修講師として保育士・子育て支援講座、監修等を行いながら、保育コミュニケーション協会 代表をしております。
こちらのブログでは、日々の活動の様子や、仲間との「人生を謳歌する毎日」をお届けしています。

【Umehana Relations HP】
 依頼をいただいて、全国にて講座展開中

虹募集中認定ファシリテーター講師育成講座 4月スタート園内ファシリテーター育成講座 4月スタート (関東・関西)・保育コミュニケーション協会 オンラインサロン 担当

虹公開講座

12月8日「意見を出しやすい会議のポイント 会議ファシリテーション

1月19日「保育はたら方カフェ~変化する保育とその葛藤

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